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14 閑話1 麻帆良訪問。

2012.07.16 (Mon)
ついに、この日が来てしまった。

「ほぅ、貴様がエリクシルか。話に聞く偉丈夫とは偉く違うな」

そういって目の前で鼻で笑う金髪ロリ。
正直それを言うなら、その金髪ロリな容姿で「闇の福音」なんて呼ばれてるお前は何なんだと。

「……貴様、何か不快なことを考えていないか?」
「いやいやまさか」
「フン、まぁいい」

ザァ、ザァという波の音の聞こえる砂浜。
まるで常夏の島に忽然と現れたかのような西洋の城。その一室で、俺は麻帆良の……カズヒロと共に、エヴァンジェリン・A・K・マクダウェルと向き合っていた。
今回此処に訪れたのは、俺の目的の為――ではなく、目の前のこの金髪エターナルロリータに召喚されたからだ。

「――ふん、こんなガキが、貴様等のトップ、なぁ?」

此方を見下すような視線で、そうカズヒロに言う金髪エターナルロリ。面倒だGEロリとしよう。もしくは金髪Eロリ。で、その金髪Eロリは何故か俺のほうを見てそんな事を呟いて。

「いや、なんで俺がトップ?」
「え? お前がトップじゃないの?」

なんか麻帆良の――カズヒロがそんな事を言い出した。

「いや、俺『最初の四人』の中じゃ最後発だろうに」
「いやでも、最初に行動を提起したのはお前だろ?」
「トップってのは指導者のことだろ? なら俺よりもミズチのが……」
「それだとUHBの経営に一番近いのは龍次だけどさ」

「ええい喧しい! もういいからさっさと話を進めるぞ!!」

と、自分から言い出したくせに何かキレて話を推し進めてしまった。然しそういえば、UHBのトップって誰扱いなんだろうか。
いやでもアレって、組織っていうか元は同盟だしなぁ。

「で、お話の内容って?」
「とりあえずだ。貴様等との契約の結果得たコレだがな。思いの外高性能で中々に重宝させてもらっている」

そういって見せるのは、腕に填めた待機状態のデバイスと、腰に斜めに巻いたカートリッジシステムのベルト。
そういえば研究成果って言って、インテリブーストとカートリッジ用デバイスを送ったんだっけ。
インテリはインテリ単体として使えるんだけど、このカートリッジ専用デバイスはインテリとは別口として装備することで、インテリの遠隔制御により、まるで一つのデバイスであるかのように運用することが出来る。
魔力を封じられているエヴァには、一時的な魔力ブースターとして送ってみたのだが。案外使えているようで安心した。

「そりゃ良かった。ただ、それは此方の秘匿技術が含まれているので、余り表には……」
「分っている。コレの使用はあくまでも連中の監視の無い場所でのみに限定している」
コレが無くとも手札はあるからな、と金髪Eロリ。さすが600歳は伊達じゃない。
「何か不快なことを(ry」
「いえいえまさか」
鋭いなぁ。
とりあえず否定しながら話を進めると、なんでも彼女はこの力を使った訓練をしつつ、カートリッジシステムを使用しての学園結界からの開放を目論んでいるのだとか。
――あれ?

「何、お前まだ解放してあげてなかったの?」
「え?」「は?」

金髪Eロリが――それも面倒になってきた。何だよ金髪エロリって。18禁か。
――エヴァとカズヒロがそんな間抜けな声を上げた。

「――そうだな、エヴァンジェリン殿。此方にはある条件と引き換えに、貴殿の呪縛の解放を実行する用意がある」
「な、なに?! 解けるというのか、この呪を!?」
「幾つか手はあるよ」
「と、解け!! 今すぐこの忌まわしい呪を解け!!」

そう言うエヴァにガクガクとエリを揺らされる。若干気持ち悪くなりつつも、弱体化の影響で10歳児程度の身体能力しかないその少女を押しのける。とはいえ、レディーには丁寧に、だが。
とりあえず落ち着かせたエヴァンジェリンに、用意されていた紅茶を飲ませ、改めて会話を進める。
「んー……此方の要求は、4年後からの3年間、麻帆良の中等部に在籍してほしい、というモノです」
「な、なにっ!?」

具体的に言ってしまうと、原作時点でエヴァンジェリンにこの麻帆良に残っていてほしいのだ。
彼女の在籍の有無では原作の改変度が大きく変わってくる。
――いや、我々としては別に原作なんて既に如何でもいいのだが、問題は原作派ないし、ハーレム厨と呼ばれる連中だ。連中に原作改変度に気付かれてしまうと、変な干渉が増えかねないのだ。
出来れば連中には我々の存在が勘付かれないように行動したい。そのためには、エヴァの在籍は如何しても必要になるのだ。

「数え麻帆良に15年ほど滞在していただく計算になりますが――これはあなたにとっても利のある話なんですよ?」
「フンッ」

現在彼女の麻帆良滞在歴は10年。まぁ、既に十分な年数といえなくも無いが、15年も表社会から姿を消していれば、もう彼女を=闇の福音と結びつけるのは難しいだろう。

「然し、何故15年なのだ? その数字には何か意味があるのか?」
「あまり詳しい事は話せませんが……要すると、予言です」
「予言?」

未来に起こるであろう原作知識。それを予言として、その予言に基づき、自分達の利益を得ようとする者たちがいる。
子供の頃、あるひ突然予言を手に入れた彼等は、それを元に様々な行動を取るようになる。
ある者は力を得る為に物語に関わることを。
ある者は平穏を守るために物語を避けることを。
また在るものは物語りこそが平和を乱すとして、物語を収束させる為に動いた。

「その中でも、一番性質が悪いのが、自分こそがヒーローであると勘違いした馬鹿で」

予言を得たものの中でも、偶にそういう馬鹿が発生する。自らは神に選ばれた英雄なのだ、と。
彼等は「自らの信じる正義」をなす為、善悪問わず立ちふさがるものをすべて粉砕する。何が悪いかと言うと、予言を得た連中の場合、そういう連中が本当に力を持ってしまっている場合があるのだ。

……転生者の因縁を、マイルドにしてみたのだが……駄目か。こういうのは俺じゃなくてミズチの担当なんだ。

「正義等言うのは……」
「いや、『正義』って言葉を使ってますが、あれを正義扱いするのは……一応理想を持って真面目に偽善をやってる人たちに失礼かと」
「ククク、貴様は正義ではないのだな」
「俺達は、あくまでも自分達の為、それと起こると判っている悲劇を回避する為――分ってて何もしないのは、“後味悪い”から……」

例えば、俺が此処に来るに際して、神鳴流のもモルモルから少し出張に出た。
何でも四階の組み鈴だか組紐だかに物資を運んで救援に行くのだとか。そういえばそんなイベントもあったなぁ。俺は完全に忘れていた。

「悲劇の回避……な」
「義を見てせざるは勇無きなり、は、ちょっと違うかな?」
「ハ――で、その予言の内容は」
「お教えできません。何分、アナタはその予言の大きな鍵となりますので」

知って行動するよりも、知らずに行動してもらったほうが為り易い。
もしその時に何か有れば、そのときは此方からも動くだろうが。

「――まぁ、よかろう。どうせ外に出ても追われるだけの日々だ。為らば後数年ここにとどまるのも一つ、か」

言うエヴァンジェリン。やっぱり彼女も逃亡生活に逆戻り、と言うのは正直辛いものがあるのだろう。
この麻帆良、割といい空気だし、住み心地は良さそうだしなぁ。
で、細かい内容――たとえば麻帆良の魔法使い陣営を騙す為、魔力にリミッターを掛けるだとか、そのリミッターの解除キーはデバイスに任せるだとか。あとは簡単な自己暗示で「魔力は封じられているもの」として振舞うようにするだとか。
まぁ、そういった細かい話は追々煮詰めるとして、とりあえず彼女の呪を解呪してしまおうか。

「んじゃ、任せたぞカズ」
「イヤイヤイヤ、何で其処で俺!?」

今まで呆然と話を聞いていたカズだが、……コイツ、本当に理解してないのか?

「……なぁ、お前、自分の特質覚えてる?」
「あ? えっと、気配遮断と幸運と――ドラクエの呪文?」
「忘れてたのか? 実は忘れてただろうお前!」
「い、いやまぁ確かに筋肉痛の時にホイミ使うくらいしかしないから忘れてたけど、でもそれと解呪と何の関係が……」
「お前……マジャスティス使えよ」
「…………………………あ゛っ」

※マジャスティス
ドラクエⅦに登場した呪文。
消費MP15で敵一体に掛かった魔法を完全消去する。
いてつく波動と同じ効果だが、消費MPがでかすぎてあんまり役に立たない。

因みにこの呪文、魔王に呪われて魔物に変化させられた人々を助けるのにも使えたらしい。
「呪いって、モロにマジャスティスの使いどころだと思うんだが?」
「……」
「ダメでも、シャナクとかミナカトール――は、拙いか? まぁ、色々手段はあると思うんだが?」
「…………」

で、試行した結果、あっさりとエヴァの呪は解除されてしまったのだった。
結局その日はエヴァの喜びの余り、件の模擬戦の話は流れ、それどころかエヴァにカズ諸共食事に誘われ、その席で彼女のことをエヴァと呼ぶことを許されてしまった。
高級フレンチおいしかったですが、俺別に何もやってないんだけどなー。

……然し戦闘回避成立である(ニヤリ。







で、その翌日。
相変らずご機嫌なままのエヴァンジェリンに引き連れられ、俺達は麻帆良の観光案内に連れられていた。
どうなるかは未だ分らないが、もしかすると俺達UHBのメンバーは、何らかの形で麻帆良に訪れる可能性がある。その時のことも考えれば、まぁ地形の把握くらいにはなると思ったのだが。

……金髪ロリが男二人(ショタ)を侍らせて歩く……物凄く、目立つ。一応リインも要るのだが、リインはその体格的に中学生くらい。如何見ても保護者です。
なにかこう、微笑ましいものでも見るかのような視線がびしびしと突き刺さってくるのだ。若干背中から別の視線を感じるような気もするが。
カズヒロは基本的にこういう視線には鈍感だし、エヴァはテンションが上がりすぎて気付いてない。

とりあえず俺の羞恥心がガリガリ削れる現状を改善すべく、手近にあった喫茶店へ。
軽い軽食を取りつつ、エヴァに聞くのは魔法世界関連の話題。一応軽い認識疎外も掛けているが、そもそもこんな話題をしたところでゲームの話題と認識されるのが落ち。
ガキが集まって魔法なんて単語を出したところで、真面目に「魔法が実在する」なんて思うのはよっぽど狂気に走った狂人くらいだろう。
――いや、この麻帆良に居ると言う銀髪オッドアイに見つかっても厄介なのだが、彼は現在森の奥で忍術の修行中らしい。サーチャーで確認したが、どうやら『木登り』の真っ最中らしい。永遠に木登りでもしていればいい。

で、魔法世界の話題とか、過去エヴァは魔法世界で活動していた時期があったらしく、なるほど彼女の話す歴史的話題は、確かに今の政治形態に繋がる部分を感じさせる。
同じ闇属性の魔法使いという事で、若干興がのって喋っている最中。ついついカズヒロを放置してしまったのだが、その放置が拙かった。
何を思ったかカズヒロ、突然ギガジャスティスを唱えたのだ。

※ギガジャスティス
マジャスティスの上位呪文。
敵と仲間にかかっている呪文の効果を全て消し去り、さらに暫くの間全ての呪文を無効化する。
消費MPは20と大きく、更に仲間の呪文効果をも消し去ってしまうので、マジャスティスよりもさらに使えない。

幸い俺の聖王の鎧により、俺と俺の影に居たエヴァに被害は無かった。ただ、偶々近くを通りかかったのであろう人々が突然頭を抱えて苦しみだし、特に小学生の――今の俺達と同い年くらいの少女が、突然バタリと音を立てて倒れこんだ。

「――っ、馬鹿かお前馬鹿じゃねーの、お前、バッカじゃねーの!?」
「うわーっ、えええなんで拙いやばいゴメンゴメンゴメン!!!」
「喧しい! とりあえず手当てを優先せんかっ!!」

慌てて少女に駆け寄ったところ、少女はただ意識を失っているだけで、少し表情に険しいものがあったものの何処にも怪我は無かった。
そもそもギガジャスティスは、マジャスティスの広域版。当ったところでダメージなどあるはずが無く、確かに強力な呪文ではあるが昏倒する要因になどなり得ないはずなのだ。

其処まで考えて、少女の容姿に気付く。
赤味を帯びた髪の毛を、左右で縛ったツインテール。
あどけない姿のその少女は、また俺の記憶に残る原作キャラクター。

「……とりあえず、エヴァの家に運んでも?」
「仕方あるまい」



この日、麻帆良某所で発生した無差別魔法無効化呪文は、周囲に居た人間に施された魔法使いの記憶封印を無差別に解除。そのほかにも魔法使いの定点観測用の魔法を徹底的に破壊。魔法的空白地帯が発生した。
コレにより、魔法使いにより記憶をいじられた人間が多数その事を自覚するのだが、各々はそれを自らの胸のうちに秘め、魔法使いに対する隔意を胸の其処に沈めるのだった。



「で、どうするよ?」
目覚めた途端鬱々と防ぎこむオレンジロリを相手するリインを眺めながら、やらかした張本人のカズヒロに尋ねる。
目の前の少女――神楽坂明日菜こと、『黄昏の姫巫女』アスナ・ウェスペリーナ・テオタナシア・エンテオフュシア。
この物語のキーパーソンにして、魔法世界の鍵のような存在である彼女。
確かに魔法世界崩壊の回避を行うなら、彼女の助力は必要と成るだろう。
でも、未だ原作5年前。彼女は現在9歳児なのだ。いやまぁ、エセロリだけど。
本来魔法無効化体質を有する彼女には、魔法の類は通じない筈なのだが。其処は腐っても転生者。その持ち前の莫大な魔力と、ドラクエの呪文というこの世界では少し異質な魔法により、見事彼女に掛かった記憶封印を木っ端微塵に打ち砕いてしまったのだ。
「どうするよ、って言われても……」
「現時点で彼女の記憶が復活するとか、想定外にも程がある。正直俺は此処からどうするかなんて考えてないぞ?」
だって俺の担当は、主にUHBの戦力増強。
ワンオフ品のデバイス開発だとか、次元航行艦の開発だとか。
因みにモルモルのミズチは大量生産を前提とした装備の開発を行っているため、俺とは少し方向性が違う。あっちは他にも政治的介入もやってるし。
「えーっと……如何いう選択肢がある?」
選択肢、ねぇ?
「一つ、彼女の記憶を再封印する」
言った途端、明日菜……いや、アスナの肩がびくりと跳ねる。
「ただ、これはオススメしない。連続した記憶処理は彼女への負担が大きいし、第一俺は人の記憶を弄る連中を好いていない」
「そりゃ俺だってそうだけよ。んじゃ、次は?」
「放置する。正直そんなことに成れば間違いなく魔法使いに勘付かれて戦争が起こるが」

UHBの戦力は未だ少ない。
確かに我々転生者は強い。内何人かは一騎当千の力を誇るが、それでも原作最強位と相打つのがやっと。麻帆良の前戦力と正面衝突は、良くて共倒れ。少なくとも今のUHBは倒れるだろう。
「三つ目。彼女をこちら側に引き込む」

これにも中々リスクが伴う。何せ彼女は現在高畑――魔法世界の英雄の一人と同居していた筈だ。
彼女を此方に引き込むという事は、魔法世界に露見する可能性が跳ね上がるという事なのだ。

「俺達に提示できる手段はこの三つくらいか」
「――デメリットしかねぇ……」
「手前の所為だろうが阿呆!」
「――なぁ、そろそろ私にも事情説明がほしいのだが?」
カズヒロに非殺傷シューターを叩き込みつつ、そんな事を言ってきたエヴァンジェリンに向き直る。
……これ、彼女に話しちゃうと色々拙い気がするんだけどなぁ。
ま、いいか。悪いのは全部カズってことで。
「彼女は、魔法使い達に生贄にされた少女で、「黄昏の姫巫女」なんて呼ばれてた子です」
「――ハ、それはまた、ビッグネームが出てきたものだ……」
なんていいつつ、つつつと落ちる冷や汗。さすがのエヴァでも黄昏の姫巫女の名前には驚いたらしい。

「こんにちはお姫様。俺はソーマ。コッチはカズヒロで、あの人がエヴァンジェリン」
「……アスナ」
「うん、よろしくアスナ。で、早速なんだけどアスナ。俺達と来ない?」
言いつつ、リインに抱かれたアスナに声を掛ける。
原作の記憶解放時に比べて落ち込む様子は少ないが――多分、封印後の自己形成が完了する前に記憶封印が解かれた所為で、元の記憶に継ぎ足された形で人格が統一された、とかそういう話か?
「あなた達?」
「そう、俺達UHB――アンハッピーブレイカーズと」
「……は、ッククク、何だ、UHBとはそういう意味だったのか」
と、話を聞いていたエヴァンジェリンが突如として嗤い始めた。世間一般に謎とされるUHBの略字の意味。それが、こんな下らないものであれば、俺でも笑う。当に厨二病。卒業したんじゃないのかって? きっと肉体に魂が引っ張られちまったのさ……。
「俺達とくるなら、魔法使いに負けないものを。魔導師としての力を」
「魔導師?」
「そう、俺達の力は撃ち抜く力。涙も痛みも、運命も」
話すのは、俺達UHBの理念。誰かの為じゃない。俺達のわがままのために。ただ見捨てるのが後味悪いと言う、自分達の傲慢で手を差し伸べるという“悪”。
そんな物を語って、少女の前に手を差し伸べる。
「――うん、私も連れてって」
如何いう葛藤があったのか。少女はそういって此方に手を差し伸べてきた。
うん、フィッシュ、じゃなくて。と言うわけで、アスナがUHBに参入しました。――また怒られるんだろうなぁ。でも責任はカズに押し付けよう。うん。

然し、事は大事と成った。よりにもよって、現時点でキーパーソン2名確保とか。もう現時点で原作は成立しないだろう。此方が調整しない限りは。
うーん、ミズチとリュージに怒られるのは確定かっ!!

「もういっそのこと、エヴァには此方の深いところまで関与してもらいましょうか」
此方から対価として差し出せるのは、彼女の自由。
この旧世界と呼ばれる世界での、彼女の完全な身分と自由の保障。
今は未だ少し遠いが、必ず手にすることは出来ると確信しているそれ。
「――フフフ、大言を。いいだろう、貴様等の言う世界にも若干興味がわいたぞ」
「――ならば、これからもよろしくお願いします」
こうして、力を取り戻したエヴァンジェリンと、自らを取り戻したアスナ。
その二人を味方につけるという良くも悪くも大きな成果を残して、今回の麻帆良滞在を終えたのだった。





※呪縛から開放されてテンション上がってたエヴァには、その後復活祝いの腕慣らしとして、ダイオラマ球での二十四時間耐久魔法サバイバル戦をやらされる羽目に陥ったのだが、それはまぁ余談。




■エヴァ
マジャスティスで登校地獄解除。
更にミッド式のインテリ・ブーストデバイス及び、カートリッジデバイスを装備。
少ないがマルチタスクも扱え、大規模呪文を連発する手のつけられない存在へ。
現在も麻帆良大結界の効果で魔力は戻らないが、カートリッジシステムを使えば十全に魔法行使は可能。
UHBに参入し、魔法使い側には隠れて表舞台へ台頭する。
尚、麻帆良側には呪縛解除を隠匿。


■アスナ
ギガジャスティスに巻き込まれ記憶解放。但し原作ほど神楽坂明日菜の人格が形成される前であった為、大きな誤差のない人格統合により、復帰速度は速かった。
ガトウの意志を継ぐ為、魔法使いの理不尽を退ける為、魔導師としての道を歩み始める。
魔法使いとしての師はエヴァ、魔導師としての師はソーマ、及び与えられた剣型アームドデバイスのレオ。
多分この世界の主人公はネギじゃなくてアスナってレベルのチート化が決定。


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コメント
 なんだろ……これはもう主人公がロリハーレムを作ってるようにしか――ゲフンゲフン……どこぞの元五流魔導師が自分で書いた魔導書で魔導(ペド)に堕ちたのを見たせいで、この主人公まで魔導へと堕ちていくイメージが――!
サツキ | 2012.07.23 20:35 | 編集
誤字です
>要すると、予言です
要約すると

なんでギガジャスティス使ったしw
アスナを引き込んだから、この時点でもうかなりの原作ブレイクですね。

あと、結局エヴァとは戦ったんですね。
エヴァ相手に24時間耐久とかどんな拷問w
| 2012.07.23 20:46 | 編集
更新お疲れ様です。

>ギガジャスティス
麻幌良のー!?これってうっかりじゃねぇ!!
これも超絶チート"幸運(仮)"の仕業かorz

そして主役交代のお知らせ
『魔導幼女まじかる☆あすなん』
はっじまーるよ~♪

次回更新をお待ちしております。
KoHi | 2012.07.23 20:53 | 編集
誤字?
胸の其処に沈めるのだった。
胸の底
真黒 | 2012.07.23 20:59 | 編集
リインに加えてアスナルートにも期待してみる
| 2012.07.23 22:17 | 編集
そもそも、何でマホラのが街中で突然ギガジャスティスなんて使ったのかが謎なんだが。
| 2012.07.23 22:39 | 編集
エヴァの真祖化も解けてたりしてw>ギガジャスティス
名無し | 2012.07.23 23:47 | 編集
>いきなりギガジャスティス
謎過ぎるwww麻帆良のの頭の中身を覗いてみたいwwww

まー、それだけ唐突かつ超展開だったと言う事で。
xyz | 2012.07.24 00:24 | 編集
エヴァが順調に魔改造が進み、アスナまでw
しかし木登りしてた転生者君が気になりますね
キセ | 2012.07.24 01:09 | 編集
ハブられて暇だったのはわかるんだが。
それでもギガジャスティスは狙いすぎだろう。
おそらく、張り付いていたであろう監視魔法もはじけとび、
監視していた人間も突然の異常事態に優先度の高い
作業に忙殺される。

すんなりアスナをつれて帰れたのは間違いなくギガジャスティスのせい。
| 2012.07.24 01:10 | 編集
何故、ジャスティス?
桜子嬢のように、閃いたのですか?

しかし、呪文の効力的にエヴァの真祖化、解除されません?

アスナ覚醒。
今から鍛えれば、UHB内でも、トップクラスの戦闘力を所持できるはず。
資質的に考えれば、アスナが紅白で最も優れているのではないでしょうか。
ユエ | 2012.07.24 02:19 | 編集
いつも楽しく読ませて貰ってます。
今回の話も面白かったのですが、感想で書きたくなるほど気になる点があったので書き込ませてもらいました。

どうしてギガジャスティスを使ったのかが説明されておらず、意味不明でした。
幸運スキルが関与しているのは間違いないのでしょうが、
麻帆良のがギガジャスティスを使うに至った考えを書いていなかったため、唐突過ぎて唖然としてしまいました。
是非、そこのところの因果関係が知りたいです。
サイコロマン | 2012.07.24 10:09 | 編集
マジャスティスって、小説版の効果だと、エヴァの吸血鬼化も解いちゃうような?
魔物にされて何年か経ってる赤子を、時間を逆行するようにして人間の赤子に戻してたし。
エヴァも人間に戻った方が喜びそうだし、いっそのこと、そうしちゃっても良いような?
いや、自然に成長した、エヴァ(中学生ver)とかが見れたら良いなってだけなんですがね…
| 2012.07.26 07:39 | 編集
このコメントは管理者の承認待ちです
| 2012.10.21 20:29 | 編集
管理者にだけ表示を許可する
 
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